あらすじ
高校生の直達は、通学のため叔父の家に居候することになる。しかし、最寄り駅に迎えに来た女性・榊が彼を案内したのはシェアハウスだった。一見不機嫌だが料理上手な榊をはじめ、脱サラした漫画家、女装した占い師など、風変わりな人々との共同生活が始まる。
解説 田島列島の同名漫画を映画化。OLと男子高校生を中心に、個性的な人々が暮らすシェアハウスの日常を描く。監督は『そして、バトンは渡された』の前田哲。主演は連続テレビ小説『なつぞら』の広瀬すず。共演は『キングダム』シリーズの大西利空、高良健吾、戸塚純貴、當真あみら。主題歌はスピッツが“ときめき part1”を書き下ろした。
監督:前田哲
キャスト:広瀬すず
キャスト:大西利空
キャスト:高良健吾
キャスト:戸塚純貴
キャスト:當真あみ
キャスト:勝村政信
映画:水は海に向かって流れるのレビュー・感想
主演2人のまっすぐさが際立つ作品
誰もが知っている人気女優である広瀬すずさんの相手役が大西利空さんというのがとてもよかったです。純朴でまっすぐで演じているキャラクターにぴったりとはまっていました。そして少しやさぐれている広瀬すずさん演じる榊さんも、子どものようなまっすぐな心が残っていて、2人のやり取りを見ているだけでなんだか心が洗われるようでした。
派手な演出のない作品ですが、素朴で落ち着いた雰囲気が流れていて終始心穏やかに見られたのもよかったです。
弱さがリアルに描かれている
人間の生きる意味や価値観を深く問いかける作品で、観る者の心に深い感動を与えてくれました。
映画のストーリーは、主人公たちが人生の困難を乗り越えていく様子を描いています。彼らの人間性や強さ、そして弱さがリアルに描かれており、観る者に深い共感を呼び起こします。また、映画のタイトルにもあるように、水が海に向かって流れるように、人間もまた自分の人生を生きていくことの大切さを教えてくれます。
映画の中で特に印象的だったのは、主人公たちが困難を乗り越えていく過程で見せる人間の強さと弱さです。それは、私たち自身が日々の生活の中で経験することと重なり、深い共感を覚えました。
また、映画の美しい映像も見どころの一つです。水が海に向かって流れる様子を美しく描いた映像は、観る者の心に深い感動を与えてくれます。
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