あらすじ
物語は、平凡なサラリーマンの小山田(松坂桃李演じる)が、ある日、同じ一日を繰り返すタイムループに囚われてしまうことから始まります。小山田は毎日同じ日常を繰り返し、それが毎週月曜日になるという奇妙な状況に困惑します。
しかも、小山田のタイムループは特定のルールに縛られています。彼は、毎週月曜日にやってくる上司の森田(香川照之演じる)に気づかれないように、ある一定のミッションを達成しなければなりません。具体的には、小山田は上司の指示で起きた騒動を修正し、上司の信頼を取り戻す必要があります。
もしミッションに失敗すると、タイムループが再び始まり、同じ日が繰り返されます。
監督:竹林亮
キャスト:円井わん
キャスト:マキタスポーツ
キャスト:長村航希
キャスト:三河悠冴
キャスト:八木光太郎
キャスト:髙野春樹
映画:MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらないのレビュー・感想
面白い映画は俳優が有名である必要はない
何かと話題のループもの。何回も何回も同じシーンを見ているはずなのに、何回見ても飽きない構成はさすが!前半ではループしていることを社員に気付かせるために奔走するのだけど、1人ずつ仲間にしていく過程が全く飽きることなく「むしろ次はどうやって気付かせるの」とワクワクしちゃった。
社長にループを気付かせることができた後のグラサン放り投げスロー再生は爆笑以外の何物でもない。前半が面白すぎた分、後半は見てるこっちがちょっとダレちゃうんだけど、最後は感動。何に感動って社長であるマキタスポーツさんの人の好さに感動。知っている俳優がマキタスポーツさんしかいなかったけれど、変にこの俳優はこうだって先入観がない分楽しんで見れた。
なんか疲れたとき時に元気をもらうためにもう一回見たい。
タイムループというシリアスな設定
タイムループという特殊な設定を持つ作品です。
主人公が毎週月曜日を繰り返すというストーリーは、一見すると単調に思えるかもしれませんが、そこは大きな間違い。毎回違うアプローチで上司にタイムループの事実を気づかせようとする主人公の奮闘が、観る者を飽きさせません。
また、この映画の魅力はそのユーモラスな描写にもあります。タイムループというシリアスな設定を、コミカルに描くことで、観る者を楽しませてくれます。特に、主人公が上司にタイムループを気づかせるために試みる様々な手段は、笑いを誘います。
しかし、ただ面白いだけではないのがこの映画の凄さ。タイムループを通じて、人間関係や仕事に対する考え方、人生そのものについて深く考えさせられます。
コメント