あらすじ
役の獲得に燃える俳優ニコラス・ケイジのもとに、億万長者のファンの誕生日パーティーに出席するだけの高額報酬の仕事が舞い込む。
そんな中、元妻や娘との関係がうまくいかない彼は、仕事も逃して落ち込んでしまう。
監督:トム・ゴーミカン
キャスト:ニコラス・ケイジ
キャスト:ペドロ・パスカル
キャスト:シャロン・ホーガン
キャスト:ティファニー・ハディッシュ
映画:マッシブ・タレントのレビュー・感想
ニコラス・ケイジのセルフパロディ映画
この映画の一番の見所はなんといってもニコラス・ケイジのセルフパロディです。一応映画の中ではニックケイジという架空の俳優という設定ですが、話で出てくるものは彼の本当の出演した映画で、共演のペドロ・パスカルとの会話も彼の出演映画の話ばかりで、彼の渾身のセルフパロディっぷりがすごく面白いです。
ニコラス・ケイジのファンにはとてもおすすめですがファンでなくても、メジャーな映画のはなしばかりなので、楽しめると思います。映画の本筋の内容もコメディとブロマンスの絶妙な融合でペドロ・パスカルとニコラス・ケイジのやりとりが微笑ましいし、とてもおもしろいです。
マンダロリアンやラストオブアスなどのハード系の役が多いイメージのペドロ・パスカルの弱々しい優男っぷりも面白くて、彼の新たな魅力を感じさせる映画です。そして、そのあとはぜひパディントン2を見てください。
ケイジが自身を演じるという、一風変わった設定は新鮮
この映画の最大の魅力は何と言っても主演の二人、ニコラス・ケイジとペドロ・パスカルの絶妙なコンビネーションです。彼らの演技力と存在感が、映画全体を引き立てていました。特にケイジが自身を演じるという、一風変わった設定は新鮮で、彼のこれまでのキャリアを彷彿とさせるシーンも見どころの一つでした。
また、アクションシーンも見応えがあり、スリリングな展開に目が離せませんでした。特にクライマックスのシーンは息を呑むほどで、その迫力には圧倒されました。
ストーリーも予測不能な展開が続き、観ている側を飽きさせません。ユーモラスな要素も散りばめられており、笑いながらもスリルを楽しむことができました。
しかし、ただアクションが楽しいだけでなく、友情や家族愛、自己受容といったテーマが織り交ぜられており、深みのあるストーリーになっています。
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