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    映画:君に読む物語のレビュー・感想

    映画:君に読む物語のレビュー・感想

    あらすじ

    物語は1950年代の西ドイツで始まり、若い青年マイケル(デビッド・クロス)が、突然体調を崩し路上で倒れてしまいます。通りかかった看護師ハンナ(ケイト・ウィンスレット)に救助され、マイケルは病院で治療を受けます。その後、回復したマイケルはハンナに感謝の意を示し、彼女に近づいていきます。二人は恋に落ち、情熱的な関係を築きます。

    しかし、ハンナには秘密がありました。彼女は元ナチスの看守であり、第二次世界大戦中にアウシュヴィッツ強制収容所で収容者たちに対して犯罪行為を犯していました。その秘密が次第に明らかになり、マイケルはハンナの過去と彼女が受けた非難に直面します。彼女は裁判にかけられ、その過去の罪を償うために刑務所に収監されます。

    数年後、マイケルは法学生として学び、ハンナの過去を研究し、彼女の裁判の詳細を知ろうとします。彼は彼女に読書を教えたことから「君に読む物語」と題される物語を彼女に贈りました。ハンナの行動と過去についての物語が、愛、罪悪感、犠牲、そして記憶についての深い探求として描かれます。

    「君に読む物語」は、愛と罪悪感、倫理的なジレンマに焦点を当てた感情的で複雑な映画で、ケイト・ウィンスレットとラルフ・ファインズの演技が特に称賛されました。物語は過去と現在、個人的なドラマと歴史的な背景を組み合わせ、観客に深い考察を提供します。

    監督:ニック・カサヴェテス
    キャスト:ライアン・ゴズリング
    キャスト:レイチェル・マクアダムス

    目次

    映画:君に読む物語のレビュー・感想

    恋愛の素晴らしさを感じられる作品

    この作品を見て、恋愛って素晴らしいものなんだな、こんなにも人をキラキラとさせるものなんだなと改めて感じることができました。付き合ったばかりのノアとアリーの幸せそうな日々を見ているのも楽しかったですが、再会した後の2人の止められない思いを見ていると、その思いの強さに見ている方が胸が苦しくなりました。

    俳優陣の演技が素晴らしく、表情だけでも好きという気持ちが溢れていて、こんな恋愛をしてみたいなと憧れてしまいました。

    年老いても変わらぬ愛情を持ち続ける

    物語は、老人が老婦人に読み聞かせる一冊のノートから始まります。そのノートには、若き日の二人の恋愛が描かれています。彼らの愛は、社会的な階級や家族の反対を乗り越え、時間とともに深まっていきます。その愛情の深さ、純粋さには心を打たれました。

    特に印象的だったのは、主人公たちが年老いても変わらぬ愛情を持ち続ける様子です。それは、愛する人のためならどんな困難も乗り越えられるというメッセージを私たちに伝えています。

    また、映画の美しい風景や音楽も素晴らしかったです。それらが物語をより一層引き立て、感動を深めてくれました。

    「君に読む物語」は、愛の力と時間の流れを描いた作品で、観る人の心に深く響くと思います。愛する人との時間の大切さ、愛情の深さを改めて感じさせてくれる映画です。

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