あらすじ
映画『シン・ウルトラマン』は、現代日本を舞台にした特撮映画です。
巨大不明生物「禍威獣」が現れる世界で、日本政府は禍威獣特設対策室専従班「禍特対」を設立します。神永新二を中心とする禍特対のメンバーが、未知の生物から人々を守るために任務に当たります。
この中で、宇宙から突如現れた銀色の巨人「ウルトラマン」の活躍が描かれます。ウルトラマンの正体は神永であり、外星人ザラブの陰謀によって人類を欺く試みが行われますが、最終的にウルトラマンは人類を守るために自己犠牲を選びます。
監督：樋口真嗣
キャスト：斎藤工
キャスト：長澤まさみ
キャスト：有岡大貴
キャスト：早見あかり
キャスト：田中哲司
映画:シン・ウルトラマンのレビュー・感想
駆け引き多数でドキドキする面白さ
有名なウルトラマンを描き直していますが、迫力のバトルも見どころの一つではあるものの、私は地上での駆け引きこそがこの作品の見どころだと感じています。宇宙人なのに政治家と交渉して利権をとりにいくなど、裏工作の方にばかり目がいってしまいます。
ただ子供向けの時には描かれないものの侵略者がいたらこうなるよなという妙な説得力もあって終始緊張感があって良かったです。庵野監督は特撮が本当に好きなのだろうなと感じられる演出が多数見られのもちょっと笑ってしまいますが面白かったです。
懐かしの特撮ヒーローリメイク決定版
特撮ヒーローのウルトラマンを映画化し、最初から最後までのストーリーがしっかりした作品でした。昔のものとは違って物語の展開に筋道が通っていて面白かったですし、宇宙人の対決も楽しめました。
中でも面白かったのはメフィラス星人ですね。
その前のザラブ星人とは違って真向から地球と向かい合ってきましたし、他の宇宙人から狙われている現状を考えるとメフィラス星人の申し出はそれほど悪いことではありません。地球はどういう返事をするのか？ウルトラマンはメフィラス星人とどうケリをつけるのか？とドキドキしました。
あとメフィラス星人vsウルトラマンの戦いも白熱していて面白かったです。
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