あらすじ
『ヘヴィ・ドライヴ』は、「マイティ・ソー バトルロイヤル」のテッサ・トンプソンと「ベイビー・ドライバー」のリリー・ジェームズが共演したクライムドラマです。物語は、逮捕をきっかけに麻薬の運び屋を辞め、足を洗うことを決意したオリー（テッサ・トンプソン）が主人公です。現在、保護観察中の彼女のもとに、暴力的な恋人から逃げてきた妹のデヴ（リリー・ジェームズ）が子どもを連れて転がり込んできます。デヴは予期せぬ妊娠により中絶を望んでいましたが、経済的な困難に直面していました。
妹を助けるため、オリーは再び裏の稼業に手を染めることを決意しますが、次第に状況は悪化していきます。映画は、家族の絆と選択の葛藤を描きながら、オリーがいかにして過去と向き合い、妹を救おうとするかに焦点を当てています。共演には「アイアンマン3」のジェームズ・バッジ・デールや、「ジョン・ウィック」シリーズのランス・レディックが出演しています。
監督：ニア・ダコスタ
キャスト：テッサ・トンプソン
キャスト：リリー・ジェームズ
キャスト：ジェームズ・バッジ・デール
キャスト：ランス・レディック
キャスト：ルーク・カービー
目次
映画:ヘヴィ・ドライヴのレビュー・感想
アメリカ、労働者層の現実が垣間見える
非常によく出来た社会派ロードムービー。
昨今アメリカではインフレになっており、この映画では負の面が随所に描かれているように思った。
それは例えば主人公の住んでいる地域ではシェールガスが取れるようになった影響で物価高になった事、話の本筋にも関わる医療問題などである。
労働者の貧困問題にもフォーカスしており考えさせられる。
タイトルとアートワークを見るとまるでアクションムービーのような印象を受けるかも知れないが、実際には良質なロードムービーになっているので見て欲しい作品。