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    映画:ゴジラ×コング 新たなる帝国のレビュー・感想

    映画:ゴジラ×コング 新たなる帝国のレビュー・感想

    あらすじ

    『ゴジラ×コング 新たなる帝国』は、2014年の「GODZILLA ゴジラ」から始まったハリウッド版「ゴジラ」シリーズと「キングコング:髑髏島の巨神」の世界観をクロスオーバーさせた「モンスターバース」シリーズの通算5作目です。物語は、怪獣と人類が共生する世界を舞台にしています。

    未確認生物特務機関「モナーク」が異常なシグナルを察知したことをきっかけに、ゴジラが君臨する地上世界とコングが生きる地底世界の2つのテリトリーが交錯し、ゴジラとコングが再び激突します。しかし、その先には人類にとってさらなる未知の脅威が待ち受けており、怪獣たちの歴史と起源、さらには人類の存在そのものの謎に迫る新たな冒険が展開されます。

    監督は前作「ゴジラvsコング」でもメガホンをとったアダム・ウィンガードが続投。出演者には、「ゴジラvsコング」から続投となるレベッカ・ホール、ブライアン・タイリー・ヘンリー、ケイリー・ホトルが再登場し、新たに「美女と野獣」のダン・スティーブンスや、「シャン・チー テン・リングスの伝説」のファラ・チェンが加わります。

    監督:アダム・ウィンガード
    キャスト:レベッカ・ホール
    キャスト:ブライアン・タイリー・ヘンリー
    キャスト:ダン・スティーブンス
    キャスト:ケイリー・ホトル
    キャスト:アレックス・ファーンズ
    キャスト:レイチェル・ハウス

    目次

    映画:ゴジラ×コング 新たなる帝国のレビュー・感想

    素晴らしい悪役怪獣スカーキングの魅力

    現在世界中で大ヒットしている「ゴジラ×コング新たなる帝国」
    本作は世界中で人気の怪獣映画日本の「ゴジラ」を題材にしておりますが、日本のゴジラのイメージとはかけ離れたゴジラがでてきます。
    製作者は昭和後期を意識してるといいますが、あの時代のゴジラ作品をみればわかるのですが、そんな昭和後期でもゴジラは人類には不快感を覚えているという設定となっています。
    ということで、ゴジラのキャラ設定には違和感を覚えたものの。
    本作の悪役スカーキングはその長い手足と道具を使用する文字通り「技巧派」ファイトの怪獣となっており、コングと対照的な存在感が印象的です。
    また日本の怪獣映画ではないような感情表現、徒党を宇組んで襲い掛かると狡猾さ、どことなく漂う愛嬌。
    まさに怪獣映画界におけるジョーカーと言っても過言ではありません。
    本作は良くも悪くもこの個性的な悪役スカーキングの魅力で持っている作品といえるでしょう。

    素敵なショータイムを楽しみました。

    アメリカ版のゴジラはどうしてもプロレスのようになってしまうようです。つまり怪獣同士の戦いは、素敵なショータイムのように展開されました。ですので、深刻さはほとんどなく楽しく最後まで見れました。戦う敵はオランウータンのような怪獣ですが、ちょっぴり物足りなさがありましたが、それでも十分に暴れてくれたので楽しめました。今回のメインはコングなのですが、ゴジラもドロップキックや空を飛ぶ姿を見せてくれそれなりに存在感ありでした。

    ストレス発散!清々しいくらいの怪獣バトル

    ゴジラとコングを中心としたモンスターヴァース第5作で、日本制作のゴジラマイナスワンと徹底的に対照的な陽気な作風に加え全編通して怪獣バトルはもちろん、ドラマ部分も怪獣が担うという物凄く偏った内容になりましたが(笑)、何処となくワイルドスピード並みの勢いとアクションの盛沢山ぶりで観ていてストレス発散できるつくりになっています(笑)。ゴジラとコングのパワーアップ形態が登場と平成以降の特撮ヒーローらしいシチュエーションもさがなら、前述のように彼らがドラマ部分も担うためコングの表情豊かぶりに感情移入しやすく、ゴジラの茶目っ気ある姿も以外で(笑)監督のゴジラ映画好きが画面から伝わる作風になっていました。

    バトルシーンに特化された映画

    バトルシーンのオンパレードだという印象で、とにかく迫力が凄くてまるでテーマパークのアトラクションに乗っているかのような感覚になりましたし、ここまでバトルに特化された映画もなかなかないので、本当に見入るようにして圧倒されました。また、ストーリーもシンプルで回りくどさがなかったので、子供と一緒に盛り上がりながら観る事が出来ましたし、観終わった後には暫く余韻が残ってしまうくらいに、とても熱くなれました。

    コングがアクションヒーローになった。

    モスラの仲介によりスカーキングを共同で倒すというストーリーがわかりやすくて観やすいのは、アメリカのアクション映画ならではだと思いました。
    あくまでコングが主人公なので、前半はコングが地底世界を自由に闊歩している姿が描かれていて、その性格はアクションヒーローのそれと全く同じで勇敢で弱いものに優しく、虫歯に苦しむというどこかユーモラスなものということが、喋らないのに仕草や表情で伝わってきます。
    ゴジラが最強の存在として描かれていて、アメリカでもリスペクトされているのを感じました。

    怪獣たちのバトルに圧倒される

    この映画の良かったところは、なるべく人間がでてくるところを減らして、とにかく怪獣たちのバトルにスポットライトを当てているところです。人間たちではどうしようもできない、スケールの大きさや絶望感が伝わってきました。さらに今回は、コングとゴジラのチームプレイを見ることができたり、胸が熱くなるような場面もあります。敵のスカーキングのずる賢い性格も、憎らしさも、敵としては百点満点ではないかと思います。CGのクオリティーも高く、映像の臨場感に感動しました。

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