あらすじ
映画『青天の霹靂』は、劇団ひとりの書き下ろし小説を基にした、彼の初監督作品です。物語は、売れないマジシャンの男・晴夫（大泉洋）が、ある日突然40年前の浅草にタイムスリップし、彼自身の出生の秘密に迫る姿を描いています。
39歳の晴夫は、母に捨てられ、父とは絶縁状態で生きていましたが、父の訃報を聞き絶望していたとき、気がつくと40年前にタイムスリップしていました。そこで出会ったのは、若き日の父・正太郎（劇団ひとり）と母・悦子（柴咲コウ）。晴夫は父とともにマジシャンとして活動し、スプーン曲げのマジックで人気を博すようになります。やがて、母が自分を妊娠していることを知り、10カ月後に生まれる自分自身の運命と向き合うことになります。
晴夫は両親との交流を通して、自分の家族や過去に向き合いながら、笑いと涙が交錯する感動的なストーリーが展開されます。人生の再発見を描くタイムスリップ劇であり、劇団ひとりのユーモアと感動が融合した作品です。
監督：劇団ひとり
キャスト：大泉洋
キャスト：柴咲コウ
キャスト：劇団ひとり
キャスト：笹野高史
キャスト：風間杜夫
キャスト：柄本佑
目次
青天の霹靂を見た感想・レビュー
自分のルーツを知った男の物語
売れないマジシャンの男。毎日何をやっても上手く行かず生きる理由とはなんだろう…そんな日々を過ごしていた。そんなある日男は雷に打たれてしまう。意識を失い気がつくと…なんと自分が生まれる一年前の時代にタイムリープをしていた。そこで身籠っている母親と出会う。お腹にいるのは紛れも無く自分だ。男は自分の素性を明かすことなく母親と父親と関わって行く。人のルーツでこんなに感動出来るのはこの作品くらいだろう結末を迎える時には涙無しではいられない。