あらすじ
映画『劇場版 鬼滅の刃 無限列車編』は、吾峠呼世晴の大ヒット漫画『鬼滅の刃』を原作とするアニメ作品で、テレビアニメ「竈門炭治郎 立志編」の続編です。物語は大正時代の日本を舞台に、主人公・炭治郎が鬼に家族を皆殺しにされ、生き残った妹・禰豆子を人間に戻すため、また家族を襲った鬼を討つために鬼狩りの道を進む決意をするところから始まります。
炭治郎は蝶屋敷での修業を終え、仲間の善逸や伊之助、そして鬼殺隊最強の剣士の一人である煉獄杏寿郎とともに、短期間で40人以上が行方不明になっている「無限列車」へと向かいます。彼らは、列車内で待ち受ける鬼と死闘を繰り広げ、炭治郎たちは自らの信念を胸に戦いに挑みます。
2020年10月の公開後、映画は爆発的なヒットを記録し、社会現象となりました。公開から10日で興行収入100億円を突破し、13週連続で興行収入ランキング1位を獲得。さらに『千と千尋の神隠し』の記録を超え、国内興行収入歴代1位となり、その後も興行収入400億円を超える前人未踏の大ヒットを達成しました。第44回日本アカデミー賞で最優秀アニメーション作品賞を受賞しています。
監督：外崎春雄
キャスト：花江夏樹
キャスト：鬼頭明里
キャスト：下野紘
キャスト：松岡禎丞
キャスト：日野聡
キャスト：櫻井孝宏
鬼滅の刃 無限列車編を見た感想・レビュー
映像が素晴らしくて感動！
無限列車編で最も印象に残ったのが、煉獄と猗窩座の戦いでした。マンガで見るよりも迫力があり、これぞ映像美！と鳥肌が立ちました。煉獄の炎や猗窩座の術が、とても美しかったです。その後、漫画を読み返し、漫画を忠実に再現しつつ、映像の良さを取り入れているに感動しました。また、命をかけた煉獄にも感動し、映画館で泣いてしまいました。エンディングの「炎」も、映画に合っていて、映画館で観れて本当に良かったと思いました。
鬼滅の刃 無限列車編を見た感想・レビュー
戦いの中で見せた炎柱の背中
鬼滅の刃 無限列車編の個人的な見どころや感想は、炎柱の煉獄杏寿郎の背中と炭治郎が見た柱の存在です。
炎柱の煉獄杏寿郎は、どちらかというと言葉よりも姿勢で見せるタイプだと推測され、無限列車を最小限の被害に抑えてみせたことや、柱より格下である炭治郎に上弦の鬼の攻撃が及ばないように戦う姿勢などが描かれています。
そんな姿の煉獄杏寿郎の生き様を炭治郎は目と心に焼き付け、その後の任務や訓練にひたむきに取り組み、守れなかった過去の自分から絶対に守り抜く今からの自分への転換期のように感じました。