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    映画:コンスタンティンを見た感想・レビュー

    映画:コンスタンティンを見た感想・レビュー

    あらすじ

    映画『コンスタンティン』は、アラン・ムーアのコミック「ヘルブレイザー」を原作に、キアヌ・リーブスがオカルト探偵ジョン・コンスタンティンを演じるVFX満載のアクション映画です。コンスタンティンは、悪魔や天使を視認できる特殊能力を持つ探偵で、生と死、善と悪の境界線を巡る事件を解決することに長けています。物語は、コンスタンティンが女性刑事アンジェラと出会い、彼女の妹イザベルの不審な死の真相を追いかけることから始まります。

    アンジェラの妹は自殺とされていましたが、アンジェラは何か不吉なものを感じており、コンスタンティンに調査を依頼します。調査が進む中、彼らは人間界と天界・地獄との関係が絡む大きな陰謀に巻き込まれていきます。ティルダ・スウィントンが堕天使ガブリエルを演じ、善悪のバランスを保つための戦いが描かれます。

    本作は、監督フランシス・ローレンスにとって初の映画作品であり、圧倒的な映像美と独特の世界観が特徴です。オカルトの世界を背景に、コンスタンティンの過去や葛藤が描かれ、善と悪が交錯するスリリングな展開が魅力の作品です。

    監督:フランシス・ローレンス
    キャスト:キアヌ・リーブス
    キャスト:レイチェル・ワイズ
    キャスト:シャイア・ラブーフ
    キャスト:ジャイモン・フンスー
    キャスト:マックス・ベイカー
    キャスト:プルイット・テイラー・ビンス

    目次

    コンスタンティンを見た感想・レビュー

    人物・脚本・演出全て神の傑作カルト

    キアヌリーブスの個人的最高傑作。こんなにアウトローでかっこいい主人公がいるだろうか。ガブリエル、ルシファー役の演技も素晴らしい。とにかく脚本と演出が神がかっていて、端役に至るまでそれぞれキャラクターの個性が極めて明確で、鮮烈な印象を残す。カルト映画はグロテスクになり過ぎる傾向が強いが、これは本当に「ちょうどいい塩梅」で、グロがあまり得意でなくとも全く問題ない。CG及び特殊メイクの出来も素晴らしく、20年前の映画とは到底思えない。ラスト30分の死闘とどんでん返しは圧巻。ラスト、安易に恋愛的ハッピーエンドに走らないところも非常に好感が持てる。一度は見るべきカルト映画の傑作である。

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